リクルート社の起業情報誌「アントレ」主催の独立開業セミナー等で、「店舗の選び方」というテーマで何度も講演させていただきました。

  講演が終わると演台の周りにたちまち人だかりができ、質問攻めにあいます。

  またアントレのメールマガジンでも同様のテーマで依頼を受け、約1年に渡り執筆致しました。この時も、多くの方からメールで質問を受けました。

  質問者は、皆真剣です。質問を受けて驚くのは、質問があまりに初歩的なことなのです。
  そして多くの場合、立地について間違えた捉え方をしているのです。しかも、間違った知識のまま、初めてのビジネスに踏み出そうとしているのです。

  今回の執筆は、過去の講演やメールマガジンでは説明できなかった、より具体的なことを、豊富な表や図を交えて説明しています。
 

  飲食店や物品販売業などをはじめ、商売をする上で店舗の立地選定は極めて重要です。
  毎年、17万件程度の飲食店が新規オープンしておりますが、ほとんど同じくらいの数の飲食店が閉店しています。このうち、立地選定のミスが数多くあります。

  この現状は、飲食店に限ったことではありません。販売業や美容室、英会話学校などの各種教室、娯楽施設などほとんどのビジネスは、立地の良し悪しにビジネスの成否を左右されます。




 
  私はこれまでに、店舗立地に関する事で、数多くの相談を受けてきました。相談者は、初めてビジネスで、不安を抱えています。

  私に相談して、契約を予定していた物件を調査し直して、契約を見直した方も多くいます。この方たちは、ラッキーな方だったといえます。

  一方で、失敗して閉店の相談も数多く受けてきました。一旦店舗を構えてしまうと、そう簡単には場所を移すことはできません。店を開けてみて、思うように売上が上がらず、立地選定の失敗に気づいても後の祭りです。

 
  的羽 一郎(まとば いちろう)
  1953年 兵庫県生まれ。創価大学法学部を卒業後、大手住宅販売会社に勤務、その後、大手外食チェーンに転職しました。店舗開発部の部長として、17年間で約300店舗の店舗開発に携わる。退職後、独立し外食チェーンの指導をする傍ら、延べ400店舗以上の店舗開発を手掛けてきました。
自社サイト http://www.msms.co.jp

  外食チェーンに転職した時、大手住宅販売会社での経験を買われ、不動産の知識を活かすべく店舗開発部に配属されました。当時、総店舗数18店舗のチェーン店で、店舗の規模(面積)も、立地条件もバラバラでした。当時は年間2~3店舗の新規出店を行っていました

  出店ペースが上がらないなか、私はまず、現状の分析を行いました。既存店の立地を調査し直しました。商圏内の人口や交通量、競合店はもちろん、30項目に及ぶ調査を行いました。

  更に店舗の規模別に売上、人件費、水道光熱費、賃料などを調査し最も効率のいい店舗レイアウトに取り組みました。これらの作業には多大な時間を要しましたが、この作業がノウハウの第一歩となりました。

  既存店の調査を通して、売れる立地の共通点が見えてきました。法則のようなものです。同時に売れない店の共通点も見えてきました。

  それでも、初めのうちは新規出店の都度、30項目の調査を、時間を掛けて行っていました。この作業を繰り返す中で、立地の良し悪しを肌で感じるようになっていきました。

  まず、第一に情報量の不足が挙げられます。経験不足と言えるでしょう。人は、成功や失敗を経験することで情報を蓄積していきます。失敗から学ぶことで、同じ失敗を繰り返さなくなります。

  ところが、店舗を出店するということは、あまり経験できません。そのため経験から学ぶというよりは、独自に分析するしかないのです。

  例えば、交通量が多いという場合でも、多いという基準はずいぶん違います。都心の繁華街をイメージする人もいますし、小さな駅前でも多いと感じる人はいます。

  失敗した人の多くは、明らかに悪い立地なのに、自分勝手にいい解釈をしていることです。人は恋をすると、相手の全てがよく見えてしまいます。いわゆる「恋は盲目」ということです。

  出店したいという気持ちが強くなりすぎ、冷静な判断ができないようになるのかもしれません。

 
  内容はすべて私自身の実際の経験を基に構成されています。20年以上、400店舗の開業実績から得たノウハウを公開しています。例として挙げている事例は、飲食店に関する記載がやや多くなっておりますが、飲食店以外にも応用が利く内容が殆どです。
  各単元ごとに解説文とチェックリストで構成されています。立地調査などは、表や図を多く取り入れ理解しやすいように工夫されています。解説文は、A4サイズで72ページ。チェックリストは80項目に及びます。いたずらにページを増やすのではなく、要点を簡潔に整理しているため、充実した内容になっています。
  以下、12の単元の内容を簡単に記載しておきます。
  業種・業態によって「いい物件」の定義は違います。まずは、自分の業種にとっての「いい物件」を理解することが大切です。

  物件を選ぶときに賃料や立地条件に目が行きがちですが、最低限チェックしておかなければならないことがあります。

  立地調査の仕方を、具体例をあげて解説しています。私自身が実際に行っていた手法を図や表を交えて解説しています。

  競合店調査の仕方を、具体例をあげて解説しています。私自身が実際に行っていた手法を図や表を交えて解説しています。

  立地調査や競合店調査の仕方が分かった上で、いよいよ、物件を探します。不動産業者との付き合い方や、情報の集め方を解説しています。

  賃貸借契約を締結する時に、少しでも有利な条件を引き出したいものです。具体的な交渉方法を解説しています。

  賃貸借契約書には、様々なことが記載されています。初めての場合、疑問に思っても、知識がない為、先方のいいなりになりがちです。
  印鑑を押したあとで後悔しても後の祭りです。チェックすべき項目を解説しています。

  居抜き物件を利用した出店が人気を呼んでいます。再生ビジネスとしてマスコミでも度々取り上げられています。メリットもありますがデメリットもあるのです。慎重な判断が必要です。

  一見すると悪い立地に見えるところで、好成績をあげている例があります。しかも賃料は安いのです。リスクはありますが検討する価値はあります。

  全く希望通りの物件はそう簡単に見つかりません。物件は安易に妥協すべきではありませんが、物件が決まらなければビジネスもスタートしません。欠点と上手に向き合うことも大切です。
  欠点を長所に変えた具体例を理解し、物件確保の参考にしていただきます。

  ビジネスの成否が立地条件に大きく左右されるのは事実ですが、一等地に出店すれば必ず成功するというわけではありません。事実、超一等地でも多くの店舗が閉店に追い込まれています。
  一等地に潜むワナを解説しています。

  ここでは、これまでの内容の総復習です。失敗しない為の最後のチェックです。

 
 
  誤った立地判断で出店している方を数多く見てきました。独立を夢見て出店したものの、利益どころか赤字が続き閉店に追い込まれている方が多くいます。コツコツと貯めた独立資金を失うばかりか借金を抱えてしまいます。
  そうならないためにも、しっかりとした知識を身につけていただきたいものです。
  今回、私の実際の経験を基に書かれた著作「プロが教える店舗の選び方」
をご用意させていただきました。

 
 
  ビジネスを始める際、立地を失敗したら取り返しのつかない損失を被ります。必要な知識を得る投資としては、それほど高額ではないでしょう。

  立地調査等のセミナーと比較してみましょう

  少人数を対象にした立地調査等のセミナーがあります。少人数は質問がしやすい反面、質問の回答に時間を取られ本来のレジュメどおりに進行しないことがよくあります。それでも、2時間ほどの受講料は3~5万円程度です。私の経験でも、仮に私の著作を1回のセミナーで説明する場合、2時間ではとてもお伝えできません。今回の私の著作は、それだけの内容を盛り込んでいます。

専門のコンサルタントに相談したらどうでしょう

  専門のコンサルタントに相談した場合、一般的に金額は更に上がります。
  セミナー等と違い事前にレジュメを用意しているというのではなく、相談者の疑問に答える形で進むことも多く、必ずしもすべての事柄をまんべんなく説明してくれるわけではありません。 そのため1回の相談で終わるのではなく、疑問が起こるたびにコンサルタントを訪ねるようになります。結果的には、高額な相談料になっていることがあります。
  人間の記憶は、いつまでも正確に覚えているものではありません。その意味でも、私の著作を手元に置いていただき、繰り返し参考にしていただければと思います。

 
 私の著作は、あなたのビジネスの最初の一歩に、

        強い味方となってくれるでしょう。
 
 
 
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